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銅の板状の地金を短冊に寸法切りする。鼻先をやすりで斜めにすり、引き手鋲の穴をあけておく。 |
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地金を曲げて三角の輪を作り、金槌で叩いてつけた合わせ目を蝋付けする。硫酸で地金を洗った後、蝋目を金槌で叩き、出っ張った縁をはさみで切る。 |
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地金をなまし丸くしていき、さらに硫酸で地金を洗う。 |
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地金を烏口(小座をかえすための金床)にあて、木槌で叩き半傾斜にする。地金を金床にあて木槌で叩き、平にする。 |
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内径をやすり、金槌を用いて胴に合わす。外径をはさみ、やすりを用いて胴に合わす。 |
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「引き小座」の場合は、引きやすりを用い、引き小座(ギザギザ)にする。「無地小座」の場合は、表面、切断面(外径)を粗やすり、細やすり、ペーパーあて、へら磨きの順に磨き上げて仕上げる。 |